答申にでてくる重要ワードの確認
-2016.4.7-
◆チーム学校
学校の教育環境を整えるために、校長のリーダーシップの下、教職員や様々な専門スタッフがチームとして適切に役割分担を行って、学校の教育力・組織力を向上させようというもの。心理の専門家であるスクールカウンセラー(SC)や福祉の専門家であるスクールソーシャルワーカー(SSW)を巡回ではなく学校に常置する職にすることを目指すとともに、部活動の指導や引率を顧問教諭の同行なしに一人で行える「部活動支援員」(仮称)を新設すること。
◆コミュニティ・スクール
教育行政が自らの所管の公立学校の運営や改革について手が回らないところを、地域住民に積極的にかかわってもらって運営の一部を任せる形態の学校のこと。学校と保護者や地域の人々がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させることで、一緒に協働しながら子どもたちの豊かな成長を支え「地域とともにある学校づくり」を進める仕組み。現在の日本では学校運営協議会を置く学校をコミュニティ・スクールまたは地域運営学校と称している。
◆学校インターンシップ
小中高校などの教員を目指す大学生には、日常の学校の様子をさらに深く知ってもらう必要があるとの判断から、1年など長期にわたって学校に定期的に通い、子どもの勉強をみたり、教員の仕事を手伝ったりすることを想定した、職場体験。