【情報教育】出題問題
-2015.11.19-
ポイントを押さえて、試験問題にチャレンジしましょう!
【問】次の文は、『教育の情報化に関する手引き』(平成22年10
月 文部科学省)の「第6章 校務の情報化の推進 第4節 校務の情報化を進める上での留意点」について述べたものである。
内容として正しいものを、次の①~⑤から一つ選びなさい。
①学校内の情報資産としては、卒業生台帳や指導要録、成績一覧表、学校要覧、健康診断票等の公文書や教職員個人が持っている児童生徒の住所録、会議の記録などがあげられる。
②個人情報が入ったデータを校外に持ち出すことは、情報漏洩の危険性が高いため、いかなる例外的なケースも認めてはならない。
③コンピュータを数名で共有して使用している状態の方が管理上望ましい。
④校務用データは、サーバの中に保存するものと個々で保管するものに分ける。
⑤学校における情報漏洩の原因はシステム上の問題が大きいことから、対策として教職員個々でバックアップをとり、USBメモリー等で各自が保管することが大切である。
◆◆◆【解答】◆◆◆
① (出題:2016年度―和歌山県)
【解説】
②データの持ち出しについては、極力避けなければならないが、例外的なケースについては、教育委員会等であらかじめ手順を示しておき、これに従うようにする。
③1人1台のコンピュータは、校務の情報化に必須とされている。
④校務用データは個々で保管するのではなく、まとめてサーバの中に保存するようにすること。
⑤情報は一元管理することが重要で、個々で保管しておくことなどは決してしてはいけない。