私立学校の求人募集の実態とは!?
エディースタッフの説明会にいらっしゃる方々から
いただくご質問の中で多いのが、
「今まで書類選考の段階で何回も不合格になってきました。
どうして書類だけで不合格になるのでしょうか?」
といった内容のもの。
今回は、そういった皆さんのご質問にお応えすべく、
学校の募集実態についてみていきたいと思います。
【私立学校教員の募集実態】
学校は、一般企業とは違い、
民間の求人媒体に募集を出すことはほとんどありません。
では、どういったところに募集を出すのか、というと、
・一般財団法人 日本私学教育研究所
・自校のHP内の教員採用情報
など、いわゆる『公募』と呼ばれるもののほかに、
・各大学に求人を出す
・新聞に掲載する
・大学や人材サービス会社に紹介依頼をする
といったところで募集を出しています。
募集内容については、
みなさんもご覧になったことがあるかと思いますが、
例えば…
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◆◇エディー高等学校 常勤講師募集!◇◆
勤務地:東京都新宿エリア
募集教科:英語
応募資格:教員免許お持ちの方
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というような形で掲載されていたりします。
この求人を見た方は、
「英語の教員免許を持っている人なら
誰でも採用の可能性があるんだな」
と思って、応募をしますよね。
…ですが、
本当は、
学校側としては、
・うちの学校は帰国子女の先生が多いから、
留学経験のある先生がほしいな
・今回は受験指導の経験がある人がほしいな
などと、
募集したい人物に求める経験値やスキルというものがあるのです。
そのほか、もちろん性別や、学歴などもある程度決まっています。
「じゃあ募集内容に詳しく書けばよいのでは?」
と思う方もいるかと思いますが、
実は、
【雇用対策法】
【男女雇用機会均等法】
【職業安定法】
などの法律によって、
記載内容には沢山の規制があるのです。
こういった募集内容の規制により、
学校側の想いがみなさんに届かず、
『書類を送っただけで不採用』
という事態が生まれてきてしまうのです。
人材サービス会社には、
学校の実態(校風・教育方針・今回募集に至った背景)などから、
「こういった方を採用したい」
「こういう方ならすぐに採用しますよ」
といった、
よりリアルな情報が入ってきます。
なので、人材サービス会社の担当は、
学校側には条件により見合う人材を紹介し、
みなさんには採用の可能性のある案件をご紹介することができています。
もし、ご不安なことなどあれば、
お気軽にご相談してくださいね!!