私立教員になるには、どうすればいいの?(第1回)
私立学校の教員採用は、公立学校の場合と違い、なかなかわかりにくいもの。
というのも、私立学校の採用活動は原則として各学校が独自に行うものだからです。
とはいえ、学校毎に異なる採用方法もいくつかのパターンに分けられます。
やみくもに応募するよりは、私立学校の採用について正しく把握し、
しっかりと準備をして臨みたいですね。
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■私立学校の採用パターン
主な採用のパターンは次の通りとなっている。
(1)媒体への告知
⇒大学への求人票や新聞などの求人広告、ホームページ等による直接募集。
(2)私立学校協会を利用
⇒私立学校協会が行っている適性検査や登録制度を利用し、
登録者(受検者)から採用者を決める。
(3)縁故を利用
⇒学校関係者の周囲に個人的に声をかけて、採用者を決める。
■積極的なアプローチが鍵
私立学校では、定期的な採用を行うケースは稀である。
欠員状況によって、はじめて採用計画を立てる場合が多いからだ。
つまり、年や時期によって、採用予定が変動しているということになる。
そこで、私立学校の教員を目指す人にとって大切なのは、
それぞれの採用予定を正確に把握しておくこと。
勤務したい学校があったら、上記のうちどの採用パターンに
当てはまるのか、まずは調べてみよう。
調べる際には、直接問い合わせをするなど、積極的に学校に
働きかけることが重要となってくる。
問い合わせをし、資料などがあれば取りに行くなど、
採用を受ける前から熱意を示してアピールしておきたい。