教員採用試験 教育資料問題対策 重要教育資料演習【教育振興基本計画関連】
第2期教育振興基本計画 平成25年6月14日閣議決定
次の文章の(ア)~(カ)にあてはまる語句を答えなさい。
第一部 我が国における今後の教育の全体像
Ⅲ四つの基本的方向性
(第2期計画が目指す四つの基本的方向性)
○Iで述べた社会情勢や、Ⅱで述べた 教育の状況に鑑みれば、第2期計画期間においては、第1期計画で掲げた「10年間を通じて目指すべき姿」を達成すると同時に「自立」「協働」「創造」を基軸とした新たな社会モデルを実現するための生涯学習社会の 構築を旗印として、教育の再生に向けた各般の施策を推進していく必要があると考える。
○その際、少子化・高齢化が進行し生産年齢人口の大幅な減少等が予想される中で我が国が持続可能な発展を遂げていくために、社会の構成員一人一人の能力を最大限伸ばしていくこと、一層進展するグローバル化に対応した教育を展開していくこと、 社会的格差の拡大を食い止めるための仕組みを構築していくこと、学びを通じて自立・(ア)型の社会づくり、地域づくりを推進していくことなどが求められる。
○以上を踏まえ、第2期計画にあっては、各学習機会を通じた以下の四つの横断的視点で教育の在り方を捉え、必要な方策を整理することとした。
○なお、その推進に当たっては、特に、教育における(イ)の尊重、生涯学習社会の実現に向けた「縦」の 接続、各セクターの役割分担を踏まえた「横」の連携・協働、教育現場の活性化に向けた国・地方の連携・ 協働という視点に特に留意していくことが重要である。
((ウ)を生き抜く力の養成)
○(ウ)が激しく変化する中で自立と協働を図るための能動的・主体的な力である第1「(ウ)を生き抜く力」を誰もが身に付けられるようにする。
((工)への飛躍を実現する人材の養成)
○あわせて特に、変化や新たな価値を主導・創造しイノベーションを実現する人材、グローバル社会において各分野を牽引できるような人材、すなわち第2「(エ)への飛躍を実 現する人材」を養成する。
(学びの(オ)の構築)
○一方、厳しい経済情勢において社会的格差等の問題が指摘される現在、 上記2点を達成するための基礎的な条件として、安全・安心で充実した 教育機会にアクセスできるようにすること、すなわち社会参画・自立に向けた第3「学びの(オ)」を構築する。
(緋づくりと活力ある(力)の形成)
○以上の取組をより実効的に進めるためには、個々人の取組に委ねるのではなく、社会全体の協働関係において推進していくこと、いわゆる社会関係資本を充実することが重要である。
このため、社会のつながりの希薄化などが指摘される中にあって、学校教育内外の多様な環境から学び、 相互に支え合い、そして様々な課題の解決や新たな価値の創出を促す第 4「緋づくりと活力ある(力)」の形成を図る。
答え:(ア)協働(イ)多様性(ウ)社会(工)未来(オ)セーフティーネット(力)コミュニティ