教員採用試験 「キャリア教育」出題例(和歌山県)
次の1~5のうち国立教育政策研究所生徒指導・進路指導研究センターが出した「キャリア教育・進路指導に関する総合的実態調査第一次報告書」(平成25年3月) において、キャリア教育の現状と課題とされた内容として正しくないものを、1つ選びなさい。
1,小学校では約8割の学校に、中学校ではほぼ全ての学校にキャリア教育担当者が配置されている。
2,キャリア教育の全体計画及び年間指導計画は、小学校でそれぞれ6割、5割程度、中学校では両方とも約8割の学校で作成されている。
3,小学校では、年間指導計画に「キャリア・カウンセリングが含まれている」割合は1割を下回る。
4,小学校の児童の多くは、「友だちの考えや気持ちを考えながら話を聞こうとする」など「人間関係形成能力」や「課題対応能力」にかかわる事柄について日常的に留意しつつ生活しているが、「キャリアプランニング能力」にかかわる事柄について留意して生活している児童は少ない。
5,中学校におけるキャリア教育の金般的な充実、職場体験活動の日数の増加は、ともに生徒の学習意欲を.向上させる可能性があり、キャリア教育の一層の拡充が期待される。
答え:4