教員採用試験 「キャリア教育」出題例(高知県)
文部科学省が設置した「キャリア教育における外部人材活用等に関する調査研究協力者会議」によって、平成23年12月9日に取りまと められた報告「学校が社会と協働して一日も早くすべての児童生徒に充実したキャリア教育を行うために」の中で、「学校、教育界へのメッセージ」に示されている内容として誤っているものを、次の1~4から一 つ選びなさい。
1,キャリア教育は職場体験活動やインターンシップに限られ、働くことの意義を体得することを通じて、自らの興味や資質に応じた多様な進路の可能性を拓くことが、できる。
2,「世の中の実態や厳しさ」を子どもたちに実感を伴う形で理解させた上で、これらを乗り越えていくために必要な知識や意欲・態度等を培っていくことが必要である。
3,子どもたちが社会的・職業的に自立するために、「働くことの喜び」と「世の中の実態や厳しさ」の両面を同時に伝えていくことが、一層重要になっているといえる。
4「なぜ学ぶのか」、「なぜ学ばなければならないのか」、「何を学ぶべきか」を学ぶ教育として、キャリア教育は学校教育において最重要課題に位置付けられるものと言える。
答え:1