教員採用試験 人名出題ベスト20
1位:ブルーナー
心理学者として、社会心理学、パーソナリティー、知覚に関する研究を行った後、認知論的心理学の知見を科学教育や、教育の現代化運動の中に活用しようとつとめた。
ウッヅ・ホール会議を契機として、彼が著した『教育の課程』の中で、発見学習の意義が強調される。
2位:スキナー
新行動主義の立場から学習強化に関する研究に新局面を開いた。
ほとんどの学習はオペラント条件づけにもとづくと考え、プログラム学習、ティーチングマシーンなどに応用された。
3位:ソーンダイク
問題箱の実験は、心理学における動物実験の最初のものといわれている。
教育現象に強い関心を持って、20世紀初めに米国で最初の『教育心理学』を著し、アメリカにおける教育心理学の創始者といわれ、また、教育測定運動の父とも呼ばれている。
4位:ピアジェ
臨床法によって子どもの思考を分析し、自己中心性、アニミズム、人工論が子どもの思考の中心であることを見出した。
また、認識の発生をめぐる研究を行い、その結果として思考の発達段階を提唱している。
5位:エリクソン
精神分析を学んだ後、人格発達への文化・社会的影響を重視した発達理論を提唱、「自己同一性(アイデンティティ)」「モラトリアム」などの概念が注目される。
6位:ヴィコツキー
旧ソビエト心理学の発展に多大な影響を及ぼした心理学者。
人間の精神発達への文化・歴史的な影響、教育と発達との相互関係、思考と言語の関係などについての優れた理論を残している。
7位:ブルーム
教育評価研究の権威。
カリキュラムの改訂や開発を研究する総合的な教育理論の提唱者。
特に目標類学の成果をもとにした診断的評価、形成的評価、総括的評価の構想、完全学習の理論は広く教育界に影響を及ぼしている。
8位:オーズベル
アメリカの教育心理学者。
ブルーナーと同じ認知理論の立場に立つが、彼の発見学習を否定し、有意味受容学習を提唱した。
9位:フロイト
精神分析学の創始者。
ブロイアーと共同で行った催眠療法の後、自由連想法を中心として、治療法としての精神分析療法を創始。
10位:ロジャース
非指示的カウンセリングの提唱者で、カウンセラーの条件として、肯定的関心、共感的理解の重要性を主張し、教師が児童・生徒に接する際の基本的対人関係のあり方を示している。
11位:マズロー
12位:シュプランガー
13位:レヴィン
14位:ワトソン
15位:クレッチマー
16位:ケーラー
17位:ハヴィガースト
18位:パブロフ
19位:シュテルン
20位:アドラー