教員採用試験 「学校安全と防災教育」に関する出題例 (宮城県)
学校における防災教育に関する説明として、適切でないものを次の①~⑤から一つ選びなさい。
①防災教育は、地震など共通に指導すべき内容と学校が所在する地域の自然や社会の特性、実情等に応じて必要な指導内容等について検討し、家庭、地域社会との密接な連携を図りながら進める必要がある。
②防災教育に関する指導計画は、系統的・計画的な指導を行うためのものであり、指導の徹底が図られるよう、年中途中での変更を避け、児童生徒に混乱が生じないよう配慮する。
③防災教育の授業を実施するに当たっては、児童生徒等が興味関心をもって積極的に学習に取り組めるよう、国や自治体、防災関係機関等で作成した指導資料や副読本、視聴覚教材等を活用する。
④学校は保護者参観等の機会をとらえ、学校安全(防災)に関する講演会を開催したり、児童生徒等を地域行事(地域で行われる防災訓練など)に参加するよう促したり、日ごろから「開かれた学校づくり」に努める。
⑤障害のある児童生徒等について、個々の障害の状態等に応じた指導内容や指導方法を工夫する必要がある。
特別支援学級を創設している学校、通常の学級に障害のある児童生徒等が在籍している学校においては、特別支援学校等の助言等を活用する。
答え:②