先生たちのお休みはどのくらい??
今回はお休みについてのお話です。
規定では下記のようになっています。前回も掲載しましたね。
【休日・休暇】
土曜日、日曜日、祝日、年末年始(12/29~1/3)
年次有給休暇(初年度20日)、病気休暇、妊娠出産休暇、生理休暇、
介護休暇(無給)、育児休業(3歳未満の子を養育する者。無給)等
※東京都公立学校教員の場合
●実態としては・・・?
年20日の有給休暇については、取得しなければ次年度に繰り越せる
というのは一般の企業と変わりません。
ただし、旅行などの私用では有給休暇は取りづらい、というのが現状
のようです。
理由としては、授業や担任のクラスの運営など、他の人に任せられる
仕事ではないからだと思われます。
生徒にとって先生のお休みは一大事。生徒を思えばなかなか無責任
にお休みは取れない・・・というのが正直な所のようです。
ただ、民間に較べて妊娠出産休暇や育児休暇など、特別休暇は取り
やすいといえます。
ちなみに・・・・
育児休業は子ども1人につき1回のみ、3歳を上限に取ることができま
す。休業中は給与の4割が保証され、女性だけじゃなく男性も取得で
きます。
また、子どもが1歳3ヶ月になるまで利用できる「育児時間」(勤務時間
の一部を短縮できる)という制度もあります。これは、1日につき90分
勤務時間を短縮できます。公務員なだけに、女性も男性も一般企業よ
りは取りやすいとは言えるでしょう。
もちろん、取りやすいとしても周囲の協力があってこその制度利用で
すので、周りへの気配りなども大切にしないといけませんね。