教員免許を取得しよう!
通常は、大学の教員養成課程を履修して、卒業時に免許を取得する
というのが一般的な方法ですが、それ以外にも方法はあります。
それが、『教員資格認定試験』です。
今回はこの試験の概要についてお話しします。
認定試験は2種類
■小学校教員資格認定試験 → 小学校二種免許状取得が可能
・受験資格
①大学(短期大学を含む)に2年以上在学して62単位以上修得し
た者、並びにこれらの者と同等の資格を有すると認められた者。
②高等学校を卒業したもの、その他大学に入学する資格を有する
者で、受験年度の4月1日における年齢が20歳以上の者。
■特殊教育資格認定試験 → 自立活動一種免許状取得が可能
・受験資格
①大学(短期大学を除く)を卒業した者。
②高等学校を卒業した者、その他大学に入学する資格を有する者
で受験年度の4月1日における年齢が22歳以上の者。
③高等学校卒業程度認定規則、附則第4項の表の上欄各号に掲げ
る者。
受験資格には、通常の普通免許状に必要な大学・短大卒業という
基礎資格がなく、高卒者であっても受験資格年齢以上であれば免
許状を取得できます。
ただし、毎年認定試験合格者は受験者の10%未満という難関。
心して挑む必要がありますね。
ちなみに、中央教育審議会「今後の教員免許制度の在り方について」(平成14年2月21日)
の答申の内容等を踏まえ,
平成16年度以降の高等学校教員資格認定試験については当分の間行なっておりません。
その代わり、『特別免許状』という
免許状を持たない社会人を採用する為の免許状があります。