意外と知らない?!『中高一貫校』の種類について
将来学校の先生を目指す方で、「中高一貫校」と言われてもピンとこない、
そんな方はぜひチェックしてみて下さい。
よく聞く言葉ですが、意外と知らない人も多いようです。
◎中等教育学校
中学高校の6年間を一体とした教育を目的としてます。
利点は、
①中学校、高等学校の重複している内容を整理・精通して教えることができる点、
②中学校で一部高等学校の内容を先取りすることもできる点
があります。
◎併設型中高一貫校
中学校と高等学校の設置者(学校法人)が同一の場合、こう呼ばれます。
基本的には、中学校に在籍している生徒はそのまま無試験に近い形で
併設高等学校に進学しますが、他の中学校からも同高等学校に進学する
ことが可能です。内部進学生と外部生が切磋琢磨して学校生活を送れる
というのも、特徴の一つです。
◎連携型中高一貫校
どちらかというと高等学校が主体となり、連携している中学校から同じく連携
する高等学校へ、簡便な選抜方法で進学できます。
連携する中学校から他の高等学校への進学、連携中学校以外からの生徒の比率
は併設型に比べると多いため、大幅なカリキュラムの変更が行いづらいという
特徴もあります。
一口に中高一貫といっても、それぞれ特徴は異なりますね。