教員免許の種類
教員になるために必要な国家資格「教育職員免許状」。
これがないと「学校の先生」にはなれません。
自分が目指す学校の教員になるためには
どんな免許状が必要か…それぞれの違いをみてみましょう。
【普通免許状】
普通免許状は学校種ごとの免許状です。8つに区分されています。
ただし、「盲・聾・養学校教諭普通免許状」を取るには、
幼・小・中・高、いずれかの普通免許状が必要です。
◇小学校教諭普通免許状
◇中学校教諭免許状
◇高等学校教諭免許状
◇盲学校教諭免許状
◇聾学校教諭免許状
◇養護学校教諭免許状
◇養護教諭免許状 (いわゆる保健室の先生)
◇幼稚園教諭免許状
さらに就学レベルで、3つにランク分けされています。
大学院修士課程終了だと「専修免許状」
大学卒業だと「一種免許状」、短期大学卒業だと「二種免許状」です。
ただし、「高等学校教諭普通免許状」は「二種免許状」にはありません。
◇専修免許状
◇一種免許状
◇二種免許状
最も一般的なのが「普通免許状」となります。
下の二つは、教員免許状を持たない社会人が教員になったり、
持っている免許状以外の教科を担当する場合などに利用されています。
【特別免許状】・・・ 小・中・高の各教科について授与。
「大学卒」「有効期限」などの要件は無し。
【臨時免許状】・・・ 普通免許状を持っている人を採用できない場合のみ授与される、
学校種・教科に対応した助教諭、養護助教諭の免許状。有効期限3年。